腰の神経
2006年05月14日
腰痛には、腰にある神経が関係しています。
★「脊髄」とは?
「脊髄」は脳から続いている中枢神経です。これは、手足を動かしたり、その知覚を司ったり、姿勢を制御したりする神経細胞とその突起で構成されているんです。
★「脊髄」はトンネルの中を走っている?
背骨のほぼ中央に前方は「椎体」、後方は「椎弓」と呼ばれる骨に囲まれた「トンネル」があります。この「トンネル」の中を脊髄が走っているんです。
当然、外力から保護されるために「トンネル」の中を走っているんですね。
このトンネルの事を「脊柱管」(せきちゅうかん)といいます。
★「馬のシッポ」???
実は脊柱管というトンネル内を走っている「脊髄」は途中で終わっているんです。
「えっ!」と思われるかもしれません。が、本当なんですね。
脊髄はみぞおちのあたり( 第1 2 胸椎か第1 腰椎) の高さで円錐の形をして終わっています。それから先が「そうめん」のように枝分かれをして縦に走っていきます。
この形が「馬のシッポ」に似ているので「馬尾(ばび)」と呼ばれています。
★「末梢神経」とは?
脊髄は「中枢神経」( ちゅうすうしんけい) でしたね。それに対して脊髄から分かれて、椎間孔( ついかんこう) という骨の窓から外に出て行く神経があります。
これを「末梢神経」( まっしょうしんけい) と呼びます。
「末梢神経」は運動を司る「運動神経」と知覚を司る「知覚神経」で成り立っています。「運動神経」は目的の筋肉に入って脳からの命令を伝えています。
一方、「知覚神経」は皮膚・関節などの痛み・感覚などを脳へと伝えているんですね。
椎間板の弱点
2006年05月14日
椎間板には幾つかの弱点があります。
その弱点を克服できれば…少なくても補う事によって椎間板への負担は和らげる事が出来ます。
そのためには…♪
★動かないとダメ!
立ちっぱなし、座りっぱなし、寝たきり。つまり長時間の同一姿勢はよくありません。
なぜなら、椎間板にかかる圧が一定になってしまい、圧力の変化によって起こる椎間板内の水分の移動が阻害されてしまうからです。当然、代謝は減ってしまい椎間板のクッション機能は低下してしまうんですね。やはり動かないとダメなんですね。
★「ねじれ」に弱し!
少々、専門的になりますが、椎間板にねじれの力をかけると繊維輪にひび割れが起こるとされています。
そして、変性( 傷んでしまった) した椎間板は正常の椎間板よりもねじれに対する抵抗力が弱いと報告されています。
日常生活の中では、「腰を曲げる」⇔「腰をねじる」といった動作が椎間板の弱点なんです。
椎間板のスポンジ現象
2006年05月14日
椎間板の水分含有量は、年齢とともに減少する事は「椎間板の中身」でガイドしましたね。
年を重ねるにつれて、椎間板のクッションとしての機能は低下します。悲しい事です. . . . 。
では、椎間板はどうやって栄養を得ているのでしょうか?
実は、椎間板への栄養は、椎間板周囲の毛細血管網から終板や繊維輪を経由して供給されるんです。
そして、ここで大事なのが椎間板にかかる「圧力」なんです。
日常生活の中で、椎間板に圧力がかかると、内圧が高まって老廃物を含む組織液は絞り出されるように外に出て行きます。
これは、浸透圧が等しくなるまで続き、圧迫する力がなくなると、周囲から酸素や栄養分を含む組織液を得る事が出来るんです。そう。まさにスポンジのような現象ですね。