腰痛を病院で円滑に診察をしてもらう
2006年05月15日
整形外科医が腰痛患者さんを診察する際、レントゲンやCT,MRIなどの検査以前に知っておきたい情報があります。
これらを受診する前に準備しておくと診察もスムーズになり、より良い診察を受けられると考えられます。
<自覚症状について>
多くの医療機関では、問診といって症状などについての質問がされます。しかし、緊張感などからその場で十分な症状などを話せない患者さんも少なくありません。
ぜひ、受診する前にある程度の症状を頭に入れておきましょう。
・どこが痛いのか?
・いつから痛いのか?
・痛みの程度は?
・どのような姿勢で痛いのか?
・どのような痛みなのか?
以上は最低限話せるようにしておきましょう。
<既往歴(きおうれき)>
・今までに腰痛の既往はあったのか?
・既往があった場合、どこの医療機関でどのような治療をしていたのか?
・効果はどうだったのか?
また、他の医療機関で治療経験がある場合、医師からの紹介状があったりレントゲンやCT,MRIなどを持参するとよりスムーズになると思います。
<合併症>
・内臓疾患など他の病気は無いか?
・他の疾患で服用している薬はないのか?
<仕事の内容>
腰痛には仕事の内容との関係が大切です。どんな仕事をしていて内容はどうなのか、ある程度の説明は診察する上でも重要な要素になってきます。具体的なアドバイスもしやすいので説明できると良いですね。
<質問は遠慮せずに>
どうしても、医者には聞きづらいという方もいます。これはそのような雰囲気を作ってしまう医者にも大きな責任がありますが、基本的に誠実な医者であれば常識的な質問をされて嫌やがる医師はいません。いたとしたらあまり良い医者とはいえませんね。
マッサージや指圧について
2006年05月15日
医療機関においては整形外科医と理学療法士、運動トレーナーなどが総合的に治療を行います。
その際には、基本的にはマッサージや指圧といった治療は行いません。もちろん、医学的に必要と考えられた場合にマッサージを行う事はありますが、それだけを主としては行いません。
しかし、患者さんの中には最初からマッサージや指圧を望んで来院される方もおられます。では、腰痛の際にマッサージや指圧は有効なのでしょうか?
一般的にマッサージによって筋肉をほぐし、血行をよくする効果はあります。
腰痛にとても効果的な場合もあります。ただ、気を付けて頂きたいのはマッサージや指圧によって悪化するケースがあるという事です。
ここでは、症状が悪化する可能性が高いケースをガイドします。
以下の点に当てはまる場合は止めたほうが良いと考えられます。
・打撲によるもの
・外傷性のもの
・患部が腫れている場合
・患部が熱を持っている場合
マッサージや指圧は症状に注意して行いましょう!
腰痛が起きても慌てない
2006年05月15日
腰痛が起きても慌てずに一番楽な姿勢をとりましょう。
一般的には軽く腰を曲げた状態で、横向きになって休むのが良いとされています。
それでも痛みが続く場合は、やはり医療機関を受診して下さい。腰痛を引き起こす原因はさまざまです。
しっかりとした治療が必要な事も多くありますので、自己判断による勝手な診断をつけるのは危険です。
では冷やすのかいいのか?温めるのがいいのか?
よく患者さんから聞かれる質問です。個人差もありますので一概には言えませんが、一般的には次の点に注意してみましょう。
●急性の腰痛
ぎっくり腰など、重いものを持ちあげたり、捻ってしまった場合など、急性の腰痛に対しては、冷やしてみるほうが効果的の事が多いです。ただし、冷やしすぎには注意して下さい。腰痛を悪化させる事があります。
●慢性の腰痛
腰痛が慢性的に続いている場合は、温めるほうが効果的です。まずは温めてみましょう。