腰痛対策ナビ
まつだ整形外科クリニック

椎間板ヘルニア

(T さん)
それじゃあ、MR I の検査をするんですね。
わかりました。結果次第によっては手術ですか?

(フー)
はい。でも筋力も低下していませんし、おしっこの方も問題無いようですから。
まずは保存的に治療していきましょうね。

( 以下、一般的な説明です)
まずは、腰に負担のかからないように安静にします。(絶対安静ではありません)

もっとも痛みが少ない自分の楽な姿勢で休みましょう。

膝からふくらはぎの下に枕を重ねて入れたりして、膝と股関節を曲げて仰向けに寝るのが楽な事が多いです。

この姿勢は筋肉の緊張は和らぎますし、腰の反りも正します。

次に、痛みに応じて内服、注射、坐薬などで痛みを和らげます。

なお、痛みが軽減して歩いたり出来る場合は、腰に巻くバンド、コルセットなどを使用して腰を保護します。
(もちろん、つけっぱなしは良くありません。筋力はおちてしまいますから。痛みが取れたら少しずつはずしていきましょう)

これらの治療に抵抗性がある場合は、神経の通り道である、硬膜外というスペースにお薬を注射する「硬膜外ブロック」や、直接痛みを引き起こしている神経にお薬を注射する「神経根ブロック」という方法があります。

痛みが取れない、筋力の低下が進行、尿の出が悪い、早期の職場復帰が必要、などなど。その際は医師と十分に話し合って手術をする事があります。

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