椎間板のスポンジ現象
椎間板の水分含有量は、年齢とともに減少する事は「椎間板の中身」でガイドしました。
年を重ねるにつれて、椎間板のクッションとしての機能は低下します。
悲しい事です. . . . 。
では、椎間板はどうやって栄養を得ているのでしょうか?
実は、椎間板への栄養は、椎間板周囲の毛細血管網から終板や繊維輪を経由して供給されるんです。
そして、ここで大事なのが椎間板にかかる「圧力」なんです。
日常生活の中で、椎間板に圧力がかかると、内圧が高まって老廃物を含む組織液は絞り出されるように外に出て行きます。
これは、浸透圧が等しくなるまで続き、圧迫する力がなくなると、周囲から酸素や栄養分を含む組織液を得る事が出来るんです。
そう。まさにスポンジのような現象ですね。
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