腰痛対策ナビ
まつだ整形外科クリニック

変形性脊椎症

(N さん)
もう何度もナンドも繰り返しちゃって。良い時はホント何でも無いんですよ。
やっぱり老化現象なんですかね。もう、死ぬまで治らないですね. . . . 。

(フー)
たしかに骨の老化もありますが、それだけが原因ではないんです。

Nさんよりお年の方でも、腰が痛くないって方は沢山おられますよ。田んぼでお米を作ったり、畑で野菜を作るのと同じですよ。

手入れが大事なんです。自分の体にも手をかけて挙げて下さいね。

<メモ>
「レントゲンを見て、○○さん。ほら、ここに骨の棘( とげ) が出てるでしょ。これ、骨棘( こつきょく) って言います。

年とった証拠。仕方ないよ。腰痛は老化現象だからね。上手に付き合っていってね。」なんて、事、言われた方おられませんか?

これ、医者の説明としてはあんまり正しく無いんです。

ある程度のお年になると、骨棘は出て当たり前。
確かに加齢的な変化ですが、それだけが痛みを引き出しているわけではありません。

多くの場合は、背ぼねを支える筋肉や靭帯が少しずつ弱くなり、そのために腰痛が出てしまいます。

もちろん、人間の体です。良くなったり悪くなったりします。

痛いときは、少し無理をせず、時に薬を飲んだり、ベルトをしたりします。

電気やホットパックといった物療もいいでしょう。

ただ、大事なのは・・・・

日頃からのメンテナンスです。痛みが落ち着けば「体を動かしましょう!」

ゴロゴロしていては筋力はますます衰えてしまいます。

日頃より、バランスの良い筋力を維持するようにしましょう。
毎日の体操、散歩をお薦めします。

もちろん、無理な姿勢や動作はさけましょう。

そして、なんとなく重だるい、痛みが出てきた時、外用剤( シップや塗り薬)を使ってみましょう。

その日の疲れや痛みを翌日に持ち越さないようにしましょう。

お米、野菜を作る時、お花を育てるとき、一生懸命手入れをします。その手入れを自分の体に向けてください!

◆注意典型的な具体例を挙げただけですので、必ずしも全ての方に当てはまる訳ではありません。ご了承下さい。

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