骨粗鬆症
「腰だけではなくて背中まで. . . . 。」
Sさんの悩みは何もしていないのに、腰から背中にかけての痛みが出る事です。
「Sさん」
先生?何か悪い病気かしら。何にもしていないのに痛いなんて. . . 。
しかも急に強い痛みになったりするんです。
「フー」
すこし背中が丸くなってますね。
「Sさん」
そうなんです。鏡をみて悲しくなりましたよ。
年々、背も低くなっちゃって。もう年なんですね。
「フー」(レントゲンを見ながら)
そうですね。少し骨が潰れているところがありますね。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
骨粗鬆症は骨からカルシウムが抜けて骨の量(骨量)が減ってしまい、骨がもろくなってくる病気です。
骨が「スカスカ」になってくるんですね。
当然高齢者に多く80歳以上の女性では約8割の方に骨粗鬆症があると報告されています。
この骨量の減少は体中で起こりますが、特に背ぼねで起こります。
腰だけではなく背なかも痛くなることがあります。
はっきりした原因がなくても、弱くなった骨は体重を支える事が出来なくなり、いつのまにか潰れてしまう事も少なくありません。
これを「圧迫骨折」(あっぱくこっせつ)といいます。
骨粗鬆症についてはいずれ別の機会にガイドしますね。
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